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近年高騰している日本の電気料金の推移
- 2025年01月13日
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日本の電気料金はここ10年以上の間に顕著な変化を遂げてきました。2010年頃、一般家庭の低圧電灯料金は1キロワット時あたり約21.39円で、工場や大規模施設向けの高圧電力料金は約14.33円でした。しかし、その後、特に2011年の福島第一原子力発電所事故以降、電力供給の大幅な見直しや再生可能エネルギーの導入促進が行われ、電気料金は徐々に上昇してきました。
2014年頃には、低圧電灯料金は約27.49円まで上昇し、高圧電力料金も20.31円に達しました。この期間中、再生可能エネルギーの賦課金の増加や輸入燃料価格の上昇が影響しました。2015年から2019年にかけて、一時的に料金が安定する期間もありましたが、それでも全体的な料金は高水準にとどまりました。
2020年からは再び料金が上昇し始め、特に2022年以降は急激な上昇が見られました。2023年には低圧電灯料金が35.50円、高圧電力料金が28.50円に達し、さらに2024年にはそれぞれ36.00円と29.00円に上昇しました。この急激な上昇の背景には、燃料価格の高騰やウクライナ情勢、新型コロナウイルスの影響が大きいとされています。
全体として、ここ10年間の日本の電気料金は世界的なエネルギー市場の動向や国内のエネルギー政策の変化に大きく影響を受けてきたことがわかります。